鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2015年10月4日日曜日

出来た?

刃を付けた。
かなり硬く感じる。
同じ鋼材でも熱処理条件の違いで大分印象が変わるだな・・・












全長202mm、ブレード長90mm。
ATS34、リカッソ部で4.3mm厚、ブレードは削り抜いて実質3.5mm厚になってる。
この手の突き刺しタング(っていうのか?)の場合、タングの強度と剛性を考えると、厚めの鋼材を使って、ブレードは背側を削り抜いて使った方がよさそうだ。



 鹿角の模様は辛うじて背と腹に少しだけ残った。
思い切って削り込んだつもりだったが、もっと薄くしてもよかったかもしれない。

反省点一つ。
タングを熔接して使ったが、ATS34だった事もあって、今回は焼鈍さなかった。
熱処理から戻ってきてよくよく確認してみると、タングを熔接した部分で曲がっていた。
ハンドルの構造上曲がっても影響なかったが、曲がり防止にはやはり焼鈍しておくべきだった・・・

部品がブレードとハンドルしかない。
ハンドル構造は実用のものとしては、これ以上単純なものはないのかもしれない。
こんなシンプルなのもなかなかいいなw


接着したままであまりきれいな作りではないが、まあこんなのでも十分だろう。
髄が出てしまったが、模様の一つだと思えばこれもありかもしれない。

 いつもなら染色して使う白骨化した和鹿の角だが、そのままでも削った表面には微妙な模様が出て面白い。
気分でちょっと細身にシースを作ってみた。

2本続きでATS34を低温焼き戻しで使ってみたが、テスト用にはこれを使ってみるか。
実用でどんなものなのか、試すのが楽しみだw

ぶどうの健康飲料の醗酵が終わった。


 網で濾して実や種の粕を搾り取る。
健康飲料はほぼ出来上がった。約17kgあった。
もうちょっと沈殿させてから分離する必要がある。
味見してみると、えらく酸っぱく度数(ってなんだ?w)がちょっと少なかった。
グラニュ糖を420g加えた。
醗酵しきるか分からないが、残って若干甘いぐらいになった方がいいかもしれない。




3kgほど粕が取れた。
もっと絞ればあと1リットル近く回収できそうだが、それも面倒なので蒸留しちゃう事にした。




粕だけでは無理なので、蒸留健康飲料の素と混ぜて蒸留した。
いつもとちょっと違う香りのが出来ただな・・・w

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ナイフはこれでエエと思う。
健康飲料は、乳酸醗酵したんかな?
デ

ものずき さんのコメント...

ありがとさん、これいいよなw
乳酸発酵はしてないな。
単に生食用のぶどうだったから酸っぱくなるみたいだわ。
やっぱりそれ用のもの使わないと駄目なんだなw

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