ダイヤヤスリで荒削りしたあと、ダイヤ砥石、1000番、5000番と研ぐ。
機械を持ってないから手で研いでるってのもあるが、でもナイフは手で研ぐべきだと思ってる。
機械にしか出来ない刃付けってのも確かにあるが、ほとんどのユーザーは手で研ぐしか方法がない。
メーカーに送り返して研いで貰うってのもありだろうが、自分で使いやすい様に研げる方がいいと思う。
まあ考え方次第なんだろうな・・・
やっと出来上がり~
全長200mm、ブレード長90mm。
スーパーゴールドⅡで高温焼き戻し。
リッカッソ部で約4.2mmの厚さがあるが、ブレードは背側を削り抜いて実質3.5mm厚にしている。
ほとんど模様を削ってしまった鹿の落ち角が、所々ほんの少し模様の名残がある。
この方が面白味があっていいか。
髄も模様の一つだと思えばいいかもしれない。
ブレードの隙間は今回は少なく出来たので、エポキシ充填する時は角の粉は入れなかった。
なまじ粉入れると、かえって目立つので、何も入れずにやった方がいいのかもしれない。
髄の部分はエポキシとの馴染みがよく、樹脂で含侵した状態になっている。
削ると模様として出てきて、これもなかなか面白い。
タングの露出がなく、こういったシンプルな構造もなかなかいい。
振り回して叩きつける様な使い方をするナイフではないので、この構造で十分なのかもしれない。
使った鹿角の都合で細身に作ってみたが、このサイズもなかなかよさそうだ。
このドロップの型を元にしたが、大分アレンジしてみた。
僅かにリカーブしたエッジにしてみたが、これも悪くなさそうだ。
ただ研ぐのはやはりちょっと厄介。
まあ、刃元と切っ先で分けて研げばいいのだが・・・
明日から猟期が始まる。
ナイフ達を研ぎなおした。
さて今期も安全第一で行きましょ~
5 件のコメント:
いい1本になりましたねぇ~。
ナイフを手で砥ぐって、何か楽しいんですよね。
慣れないうちは、砥石から落ちてスクラッチ傷が付いてしまったりしても、それはそれでいいと思えたりします。
獲物は多いほうがいいのですが、事故はない猟期でありますよう。
昔、バリーウッズさんが、ショーのとき、
オレのナイフは、砥石で手砥ぎなんだと
自慢してたらしいw
デ
ありがとうございます。
刃物研ぐのって、確かに楽しい作業ですね。
苦労して研ぎ上げて切れる様になったときの爽快感がいいですw
カッコなんかより、ちゃんと切れればそれでいいと思います。
手で研ぐのなんて自慢になる事でもないんでねか?w
当時のメーカーは、皆ベルトで砥いで、
バフやったんで、自分のは熱を加えてないから
高性能なんだとよw
まあ切れりゃいいけどさw
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