おいらはコバに着色はしない。この風合いが好きだ。
革は蛋白質の細かい繊維が絡まって出来ている。
ウェットホーム出来るのは水を含む事により、繊維の絡まりが緩むからである。ウェットホームした後の乾燥した状態は、繊維どうしがくっ付いて固まった状態になってる。(だから硬くなってる。)
このままだと弾力がなく、繊維が摩擦されてひび割れが発生する原因になる。
そこで革に油や蝋を染み込ませるのである。繊維どうしを潤滑するので、適度な弾力を得られる。
おいらは蜜蝋を主成分に、何種類かの油と蝋を天然テレピン油に溶いて作った物を使ってる。
これを使う以前は、登山靴用のキウイってメーカーが作ってる「ウェットプルーフ」ってやつを、テレピン油に溶いて使ってた。臭いが取れるまで、ちょっと時間がかかるのが難点だった。
染みたてはかなり濃い色をしているが、乾燥するともっと薄い色になる。
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