今期から猟師の仲間に入れてもらう事になった。
とりあえず当分は見習いとして参加させていただく。
今回は総勢10人程度で、獲物を追う「勢子」と、待ち受けて狙い撃つ「タツマ」に半々に分かれる。
今回は勢子に加えてもらった。
ベテランハンターに付いていって、色々教えてもらいながら山中を歩く。
普段は人が入らない山であるが、あちこちに「獣道」があり、本当の道の様になっている。
鹿や猪は夜中は地面にうずくまって寝ているらしい。地面にその跡があった。
水が沸いてる所には猪のヌタ場があったりする。
ドロ浴びしてダニなどの寄生虫を落とそうとするらしい。
随分長い事使ってるらしく、一部の樹皮がえぐれて中がむき出しになってる。
獣の痕跡はあちこちにあるが、なかなか獲物の姿は見えない。
途中ワンコが茂みに走って行ったと思ったら急に戻ってきた。その途端、茂みめがけてハンターが連続で3発撃った。
10mもない先だったが、あまりにも急な事で狙いが付かなかった。二つの黒い塊がもの凄い勢いで飛び出して、次の瞬間にはもう姿は無かった・・・間違いなく結構大きな猪二頭だった。
鹿は足が速いので人の気配を感じるとすぐ逃げてしまうが、猪は神経が図太いらしく気配を消して人間が通り過ぎるのを待つらしい。この二頭もワンコがいなかったらおいら達は全く気付く事が無かっただろう。猪は我々の気配は完全に分っていたはずだ。それを僅か10mもない距離で通り過ぎるのを待っていたのだから驚いた・・・
タツマは谷底からちょっと高い位置に陣取って、勢子に追われた獲物が向こうの尾根から降りてくるのを狙い撃つ。待ち伏せの立つ位置を「立つ間」って事らしい。
今回の成果はこの他に鹿をもう一頭。
結局おいら達が逃した猪二頭は、包囲網を脱してしまったらしい。
雪が積もっているならば引きずり降ろして「本部」と呼ばれる基地?に持ち帰って捌くが、今回はこの場で解体して搬送する事になった。
何と言っても猟の楽しみは獲物を捌く事にある。自分で作ったナイフで解体して肉を得るのは面白い。実際使ってみると色々な事が分るものだ・・・
11月も終わりに近いのにやたらと暖かく天気のいい一日だった。解体中、獣の臭いに誘われてブヨの類いがやたらとたかって来たのには参ったw
11月も終わりに近いのにやたらと暖かく天気のいい一日だった。解体中、獣の臭いに誘われてブヨの類いがやたらとたかって来たのには参ったw
たかみさんの両刃の柳葉はなかなかいい。これは買って正解だったw
脂身がなく少し硬いが意外と臭みがなく、しょうが焼きにしたらなかなか美味かった。
馬肉を焼いて食った事はないが、案外それに近いのかもしれない。鹿肉なんて言わなければ分らないかもw
細くてそれほど長くも無いので、何に使えるわけでもないけれど・・・
獣の臭いに工場長は興味深々だったw
7 件のコメント:
鹿刺し一回食べたことありますが、美味かった記憶があります。
イノシシは豚に近くて案外食べられましたが、熊は臭いがきついですね、カレーにしましたがそれでも鼻に残りました。
雄
鹿刺しいいな・・・衛生管理がちょっといまいちなので、ちょっと試す勇気がないw
肉の臭みは食ってる餌によるのかもしれないですね。
地方によって獣の味の話は、まちまちだったりしますしね。
おお、ゲームお疲れさんでした。
良い空気を吸うだけでも
良い遊びやね。
デ
ハードな遊びに足を踏み入れましたね。
僕も興味有ったのですが、偶々知り合いになった猟師の人に獲ってきた獲物をご馳走になったりするようになりましたが
ライセンスや獲物の解体、その他から自分には無理だと悟りました。
それと時を同じくしてそれまでアレルギーと無縁だったのにアトピーって言うんでしょうか?蕁麻疹が出るようになって治りません。
かなり痒くて辛いです。
聞くとその猟師の人も同じなんです。
関連を疑ってます。
ものずきさんもダニ等に注意して下さい。
ちょっとした山歩きで、たまにはいいもんだね。
空気は美味いし晴れてりゃ景色もいいw
免許や許可申請などちょっと面倒くさいけど、決して難しいものでもないです。
でも確かに獲物を撃ったり解体したりとかは、人によっては難なところもありますが・・・
猪なんかに付いてるダニは凄いですね。あんなのに刺されたらたまりませんw
病原なんかを持ってる場合もあるから、注意するのに越した事はないですね・・・
10mの距離で外したのか?
それとも矢先確認しないで茂みに撃ったのか?
どっちにしてもそのハンターとは同行したくないな・・・
まあ、そう言うなってw
メクラ撃ちはしないから矢先の確認はやってるよ。
ハンターの位置からだと二頭の猪が伏せてるのが見えたそうだ。
動かない標的と違うから、近すぎてもなかなか難しいのかもしれない。
なんせ奴らの瞬発力は並じゃないからなw
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