昨日は凄く寒かった。
雪はこのところ降っていなかった様で、積もっていた雪も大分融けてなくなっていた。微妙に風があり、天気も曇りで日も当らない。
勢子から「歩いてても寒いなぁ~、これじゃタツマはえらい寒いだろw」と無線で聞こえてくる・・・
この日はえらく静かで、何時までたっても銃声は聞こえない。
寒さのなかじっと待っていると、1発だけ銃声が聞こえた。グループ長が鹿を一頭仕留めたらしい。
さらにひたすら待ってると、向こうの斜面をちょろちょろ降りてくるのを見つけた。ちょっと距離があって、妙に小さくいのでワンコか判断がつかないでいたら、藪に入って見えなくなった。
しばらくしたら同じところを勢子のワンコが走っていった。どうやら小鹿だったらしい・・・
ワンコが追っていって下のタツマをぐるっと回っていった様だが、結局切られたみたいだ。
そのうち勢子がタツマに到着して解除になった。
結局この日はグループ長が仕留めた若い雄鹿一頭だけだった。群れは来なくて一頭だけ出てきたのを撃ったらしい。雪が融けて鹿達はまた山の上の方に行ってしまったのかもしれないな・・・
途中の道は雪がなくなっていたので、引きずり出して回収するのに難儀した。まあ一頭だけだったからよかったw
今回は小スキナーを使ってみた。
2.5incしかないが、この大きさでも鹿の解体は十分できる。
浅井さんのR2だが、これはなかなかいい。2.5mm厚のブレードはフラットに作るなら、この大きさにはちょうどいい。
グループの長老曰く「売ってるナイフの多くは刃が厚すぎていけない」ってよく言ってる。ブレードは剛性が確保できる最小限の厚さにするべきだと思う。(とくにフラットグラインドは・・・)
ガラスビーズのブラスト処理にコンパウンドで磨きこんだブレードだったが、思ったほど脂のこびり付かず傷も目立たないので、案外こんな仕上げもよさそうだ。
あまり意図せずに付けた鹿角ハンドルだったが、形状が絶妙で意外と使いやすい。
腹腔にナイフを持った手を突っ込んで、内臓を書き出すのにはこの大きさはちょうどいい。
小さいナイフってのもいいものだw
先週は研いでる間に水が凍ってきて、おまけに暗くなって上手く研げなかった。
獲物が一頭しかなく解体精肉もすぐ終わったので、日が高いうちに研げてよかったw
形状も色々だが材質も色々なので、研ぎ方を工夫してなるべく手間かけずに、必要最低限の切味になる様に研ぐ。そうでもしないととても捌ききれないw
囲炉裏で焼肉。
みんなで火起こし大会w
猟が終わってからのちょっとした宴会が楽しみでもある。
解除になってからタツマを下りる時に滑落した。
ドットサイトの接眼レンズのリングがひしゃげてしまった・・・orz
まあとりあえず使えるからいいかw
鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・
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6 件のコメント:
滑落は怖いよな。
雪が薄っすら乗った緑色に
凍ったアイスバーンとかw
デ
怪我は?!無かったようダスが気お付けナハレヤ!
まあそんなに険しい山じゃないからw
でも道のない斜面だから、たまに滑るだよな・・・
怪我するほどではないですだ。
もう若いわけじゃないから、気をつけますw
これが本当のナイフなんだな~!
私が作ってるのなんて所詮外見だけかも?
実用に徹した物でも規制されている現在、日本は駄目ですね~!何とかしなくちゃ!
今後そういう関係で動いて行かなければなりませんよね。ナイフ関係者の一人として。受身ばっかりですからね~今は。
K職人でした~(笑
べつに狩猟なんてやらなくてもいいから、ナイフメーカーもナイフを使ってみないといけないと思いました
使ったナイフを砥石を使って研ぐ事で、ユーザーの側に立ったナイフの使い方を知る必要があると思います。
ナイフメーカーの多くはベルトサンダーで刃付けをしてしまう人が多い様ですが、ユーザーの多くは砥石で研ぐのが現実です。
使いやすいナイフを作らなければ使う人もいなくなるし、ナイフも売れなくなってしまうのではないでしょうか。
コレクションのナイフももちろんありですが、ユーザーが”使ってくれるナイフ”を作る必要性を感じています。
もっと使う人が増えればナイフ業界も活性化するんじゃないでしょうか・・・
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