スーパーゴールドⅡ、全長198mm、ブレード長89mm。
実質4mm厚の鋼材だが、背側を抜いてブレードは実質3.5mm厚になってる。
今回思う事あって、エッジの始まりを前側に持っていったが、面のつながりがちょっと悪くなってしまった・・・
シースの収まりも、もうちょっと深い方がよかったかな・・・
前回のドロップとはハンドルの目の方向を変えてある。
例外もたまにある様だが、ラブレスの作った物の多くはこの目の方向が多い。
前回のドロップの使い方だと、ハンドル長手方向に直線の糸目の模様が出てしまい、なんとなく間延びした印象になってしまう。
確かに今回の使い方の方が、模様の印象はいい様に思う。
ラブレスボルトって以前ははっきり言って嫌いだった。
裏表の模様が違うから。
それに真鍮とステンで磨くのが面倒だと思ってた。
でも使ってみると、なんとなく味があっていい。
ステンは快削なのか、思ったより削りやすく磨きやすい。
ラブレススタイルなら、やっぱりラブレスボルトを使うべきなのかもしれない。
ハンドル前端はもうちょっと薄くてもいいか・・・
インプルーブドハンドルって、トーマス・ラムって人のデザインらしい。あのラムハンドルの人なんだとか。
ガーバーのアーモハイドのハンドルも、この人のデザインらしい。
どうりでガーバーのハンドルとインプルーブドハンドルが似ている訳だ・・・
さて、2本目のセミスキナーも続けますか。
ピン穴をあける。
前側2本が深さ1.5mmで、中央は3mmにする。
仮組みしてみる。
3本ピンが入ってると、結構がっちり固定される。
隠しピンはネジよりも素の丸ピンの方がいいかもしれない。
ピンはこんな感じで付く。
こんな程度で十分の様だ。
外形切り出す。
やっとブレード削れる。
先ずは罫書き。
削り始める。
セン掛けで・・・
ベベルストップ削る。
先ずは半丸ヤスリで・・・
次は丸ヤスリ・・・
最後は平の角で。
段々径を小さくしていく。
ベベルストップはヤスリの形状を写し込むのではなく、面のつながりを意識して形状を作っていく。
あとはセン掛けで全体を均す。
とりあえず片面削れた。
大体2時間ぐらいかな・・・
3 件のコメント:
いいですねぇ~。
シースの収まりは、(当然)ホールド具合にもよりますが、これくらいがいいと思いますね。
ハンドルも、この目の方向がいいんでしょうね。
いやぁ、極まってます。
IMPハンドルはグリーンキャンバスでも良い雰囲気ですね!
そう言えばグリーンキャンバスのIMPってあまり見ないような?!
手ヤスリで片面2時間って・・・もはや職人芸w
HILTS
ありがとうございますw
ポーチシースは収まった時のガタを一番気にします。
エッジが中子に当らない様にブレードが浮いた状態で納めるのですが、なかなか作るの難しいですね。
目の方向は好みもあるので、どっちがいいかってのも難しいところです。よりラブレス的にってなら、この方向が正解なんでしょうね。
やっぱりキャンバスマイカルタはグリーンがいいですね~
集中して出来ると速いですね。でも機械から比べれば時間かかりますね・・・w
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