ハンドルの仕上げに入る。
水ペーパーで100番→240番→600番→1000番→2000番→2500番まで掛ける。ブレイド研磨に使った、使用済みのペーパーを使ってる。
ヒルトとハンドル材は硬さが違うので、水研ぎの方が研削力が安定するので作業しやすい。(段差が出来にくい。)
ヒルトとタングの継目は、ダイヤヤスリの柄(柄が丸く、ゴムが被ってる)にペーパーを巻いて磨く。
ヒルトのキリオン部は、この様に磨くと自然な曲面になる。
タングの露出部はダイヤヤスリの柄(ゴム付)を当板にして磨く。
ハンドルが仕上げ寸前まで行った時に問題発生。
ブレイドに養生として巻いていたマスキングテープに水分が入ってしまって、ブレイドに錆びが発生してしまった・・・orz
前にも一度同じ事があって、注意してはいたのだが、迂闊であった・・・なさけない。
ATS34は意外と錆びやすく、ピンホール状に腐食するので厄介だ。
気を取り直してブレイドを研磨しなおす。
ベベルの幅がほんの僅かに反対面より狭かったみたいだから、削りなおせば丁度よくなるか?とプラス思考で研磨する。(面倒くせーが、しゃーねーなぁ。)
240番→600番→1200番→2500番と掛けなおしたら、何とか消す事が出来た。
ヘアラインを入れなおす。なんとかリカバーできた。
今回はなんとか修正できたが、ATS34の腐食によるピンホールは、非常に深く食い込むことがあるので十分注意が必要だ。
鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・
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