鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2007年11月25日日曜日

汎用ナイフ その6

今回はヒルトの窓あけ。

ニッケルシルバーを使う。

まずは罫書く。
ブレイドもそうだが、切削加工での段取りで罫書きは重要な工程だ。これがしっかり出来ていないと、正確な切削加工は望めない。
 
 
 
 
 
ポンチを打つ。中心からずれない様に注意する。ずれない様に打つのは意外と難しい。
ポンチの先端の形状が肝心。よく整えておく(研ぐ)事。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ドリルで穴あけ。窓の幅より0.5mm程度小さいドリルであける。
今回、窓は3.3mm幅になるが、手持ちのドリルの都合で2.6mmであけた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
穴をつなげる。
木工用電動糸鋸をなぜか持っているので、これを使ってる。手鋸でも十分な作業だ。
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
組ヤスリを使って徐々に幅を広げる。罫書線に注意して削っていく。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
罫書線ぎりぎりまできたら、ダイヤヤスリを使う。
このダイヤヤスリは都合の良い事に、中ほどの厚さが3.3mmなので、これがぎりぎり通る様にすると丁度ピッタリはまる。
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最後はヒルトを手で動かし、磨り合わせて微調整する。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
ブレイド側の合せ面を、隙間が出来ない様に微調整する。仮組みを繰返して確認する事。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ヒルトの表面?になる側を磨いておく。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
仮組みしたところ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ピン穴をあける。ブレイドも一緒にドリルを通すので、切子が噛まない様に慎重に作業する。
しっかり固定する事。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
出来上がり。これでブレイドを熱処理に出せる。
機械を使えば一瞬で出来てしまうのだろうが、手作業だとこれだけの手間がかかる。手間さえ掛ければ手作業でも、十分の精度のものが作れる。








2007年11月18日日曜日

ネタ切れ?

ネタがないから、たまには違う話題を。
 
DREAM50というバイクでレースをやってる。と言ってもここ数年は、年に一度走るかどうかってところだが。久しぶりに、もてぎを走る事になったので二年ぶりに引っぱり出してきた。しばらく動かさなかったので、エンジンをかけたらキャブからガソリンがダダ漏れだったのには参った・・・
 
このバイクはmonkeyやapeと違って、ポン付けパーツがあまり無いのが悩みの種だ。だが、そこが面白い所でもある。
フロントフェンダーはアルミ板(1mm厚5052)の叩き出し。マフラーも手曲げ&手巻き。アルミ板溶接で作ったインナータンクと全て自作。クランクも金鋸&鉄工ヤスリで軽量化とバランス調整までやった。


 
 
 

 
 
 

 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 上の2枚の画を見て、何の電装系を使ってるかピンッと来た人は相当な物好きだ。
最高で18000rpmまで回る。

2007年11月14日水曜日

汎用ナイフ その5

テーパータングでなかったので、黒皮が付いたままだったリカッソをダイヤ砥石で磨いた。テーパータングの時はこの様にはやらない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ブレイドを磨く。まずは200番のダイヤヤスリを使った。少し中性洗剤をたらして、水をつけて使う。
刃幅が小さい事ともあるが、HMS67はサラサラと磨ける。
ポイント付近が曲がらない様に、割り箸の切れ端をはさんでおく。HMS67やCRMO7は曲がりやすいので注意。 
 
 
 
 
 
 
 
ダイヤヤスリの次は320番の水ペーパ。この次に600番を掛けて、熱処理前の研磨は終わり。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ベベルストップの部分は磨き残しがない様に注意。
割り箸の先を使って磨いておく。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
チョイル?の部分も磨く。
ブレイドバックの部分は、熱処理後にヒルトを付けた時に削り込むので、この段階では適当に磨いておけばいい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
熱処理前の研磨は終わり。あとはヒルトを作ってピン穴をあけて熱処理に出す。





2007年11月7日水曜日

汎用ナイフ その4

反対側を削り始める。
削っているうちに曲がらない様に、ブレイドの裏に板を敷く。CRMO7やHMS67は、生材の状態で結構柔らかいから、曲がりやすいので要注意。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
はじめは蛤刃状に削っていく。はじめから一定角で削るのでは効率が悪い。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ある程度削れたら、セン掛けに移る。この段階で蒲鉾状のブレイドを平坦にする。
使ってるヤスリは、基本的にホームセンターなんかに売ってる物を使ってる。広島の仁方のメーカーのものならば、悪いものはあまり無い様だ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ブレイドが大体平坦に削れたら、ベベルストップを削る。
リカッソが削れない様に、薄い鉄板(ブリキ板)を敷いておく。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ノギスのジョーを適当な幅に固定して、エッジカーブの接線に直角方向に差込んで、どの位置でも同じ深さまで入る事を確認する。こうする事で、ベベルが一定角度になってるかを確認する。
ブレイドを片面づつ仕上るのも、この確認が必要なため。両面を交互に削ると確認が出来ない。
 
しかし汚ねぇ手だなぁ・・・ 
 
 
 
 
 
 
荒削り終了。この大きさで鋼材がHMS67だと、外形切出しからここまでの工程は、丸一日あれば出来てしまう。
HMS67の生材は柔らかくサクサク削れる。調子に乗ってると、削りすぎてしまうので要注意。CRMO7より若干加工性がいいかもしれない。

2007年11月6日火曜日

汎用ナイフ その3

ベベルを削り始める。
ベベルストップの立ち上がりのところに、端材の鉄板を敷いてCクランプで固定し、ベベルストップガイドの代わりにする。
はじめはエッジカーブの接線に直角方向に削る。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ある程度ベベルが削れたら、長手方向にヤスリを掛ける。ヤスリを横方向に使うが、慣れるとよく削れる。
ヤスリには多かれ少なかれ、面に癖がある(平面でない)ので、それを見極めて使う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ベベルストップの立ち上がりを削る。
ここを削る前に、立ち上がり手前のブレイドベベルをしっかり削っておく事がコツ。そうしないと、ベベルとの面のつながりがきれいにならない。
この部分の切削はリューターを使う手もあるが、面のつながりが不自然なりやすいので、ヤスリで地道に作業した方がいい。
 
 
 
 
 
 
 
とりあえず片面の切削終わり。



2007年11月5日月曜日

汎用ナイフ その2

ヤンキーバイス を利用して、ベルストップのラインを罫書く。裏表で位置がずれない様にするためにこうする。
普通はベベルストップガイドなどを使うのだろうが、そんなものは持ってない・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ハンドルはピン止めにするので、2mmの穴をあける。ピン止めだから安上がり。
ボール盤での加工はしっかり加工物を固定する事。決して手だけの固定はやらぬ事。(危ないよ。)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
エッジラインを罫書く。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
罫書き終わり。





2007年11月4日日曜日

汎用ナイフ その1

キッチンナイフは曲がってしまって、いまいちやる気が出ないので、とりあえず保留。
気分転換に、前に切出してあったヤツを手がける事にする。
鋼材はHMS67で、以前シース製作で連載した時のと同じ型になる予定。その時の同じ鋼材から取った片割れ。35×140mm程度の大きさだったが、うまく板取したら2本分取れた。
呼び厚は3mmだが黒皮付きだと約3.4mmある。
ハイスの金鋸を使えば、穴を連ねてあけなくても楽に直接切る事が出来る。(金鋸で切る時は切削油をつけながらやる事。)
 
 

 
外形を整える。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
とりあえず外形の整形終了。
ハンドルはコンシールドタングになる。

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