1/27出猟。
この日はタツマに向かう途中で十数頭の鹿の大群が出てきて、猟仲間がポコポコ撃って三頭獲れてしまった。タツマの配置が終わる前に一仕事終わった感があったw
今回入ったタツマは谷底から斜面を見上げる様な所だった。獲物は斜面の上から下りて来るか、斜面を横切って行くだろうとの事。
来る途中大群を見ているので、はじめから緊張が続き気が抜けない。
山のあちこちで銃声が聞こえ、何時になくにぎやかだった。
大分経ってからひょいと横を見たら、谷底を沿って鹿が下りてくるのが見えた。ちょうど一直線にこちらに向かってくる。
立ち撃ちで狙いを定めセーフティーを解除し、約40mの所で引き金を引いた。
硝煙が煙り霞んだ向こうに一瞬倒れたと見えたが、また勢いよく跳ねて来る。ビッコを引いている様だ。半矢か・・・?
運がいい事にそのままこちらに向かってくる。もう一度狙いを定め二の矢を掛ける。20m程先でやっと倒した。
一頭獲った・・・と安心していると、正面の斜面の上の方に鹿が見えた。藪で今一つ見難い。
しばらくすると飛び出してきて、斜面を横切ろうとした。
狙いを定めるが、やけに小っちゃい・・・バンビだ・・・
こりゃ撃ってもなんだな・・・距離があったし、間に立ち木があったので見送った。大きくなったらまた会おうぜベイビーw
獲ったのは中ぐらいの雌鹿だった。
弾は脇腹と首に中った跡があって、右腿には弾が抜けた跡があった。
解除になってから初矢を撃った場所を見に行ってみた。大量の血痕があるが、よく見るとその前にも小さく血痕が続いてる。どうやら上のタツマで半矢になったのが走ってきたものらしい。
獲った鹿をよくよく見てみると、脇腹にもう一発弾の中った跡があった。
おいらが撃った初矢は脇腹に中って右腿から抜けたらしい。二の矢は首に中った様だ。
鹿は腹に中っても何食わぬ顔して走り去るなんて話をよく聞く。この鹿もそうだったのかもしれない。
ライフルを腹に受けて、さらに12番のスラッグが腹から腿に抜けても走って来るのだから凄い・・・
この日はタツマの人は一人一頭づつ獲った勘定だ。
さらに上の方で四頭獲れていたので、合計で鹿十頭だった。それも今回は何故かほとんど雌鹿だった。
一月も下旬になるとこの地では積雪が多くなり、山の上の方から獲物が下りて来るらしい。
回収して”本部”で解体する。
普段は寄ってたかって解体作業となるのだが、今回は一頭だけ自分一人で解体させてもらった。
まだ手早くきれいに無駄なくとはいかないが、それなりに解体できる様にはなった。
皮のはぎ方や骨の付き方、肉の切り分け方など、やはりやってみないと分らない事は多い。
大きめの雌鹿だったが、一人でやるとくたびれるw
ナイフ作りには良い勉強になる。
鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・
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13 件のコメント:
大猟やね。
一発で仕留められたら良いけど、
なかなかそうは行かんね。
お疲れさんでした。
デ
中り所がよくないとすぐには倒れないみたいね。
そのまま走って行っちゃって、回収できないなんて事はよくあるんだってさ。
なかなか難しいよね・・・
2頭目getおめでとう!獲物の多い猟場のようですな!此れから先、この経験がナイフ製作に活かされ、どんなものが出来上がっていくのか?楽しみですな!
半矢だったと分ってなんですが・・・
まあ二発中ってたからまあいいかw
ナイフ作りに上手く生かせればとは思います。でもナイフ作りって突き詰めると難しいものですね。
そこが面白いのかもしれませんがw
すごい大猟ですね~。
野生動物の生命力はスゴイですよね。
過去に獲った鹿は心臓に12番のサボットスラッグが直撃してたのに100m位走りましたからね~。
自分で「出来が良いぞ!」と思ったナイフも解体等で使ってみると、思いの外「あれ?」ってなったりしますよね。そうでも無いナイフが意外とよかったり・・・ナイフ作りって面白いですよね~。
心臓に中っていても100mも走りましたか・・・
中って致命傷だったはずなのに、そのまま走り去って見つからなかったって話は結構聞きました。
恐るべき生命力ですね・・・
ナイフは手に持っただけじゃ分らないものですね。
やっぱり使ってみないと、なかなか良し悪しは分らないですね。つくづく思いました・・・
ヒレ一本と足頂きました。
さっそく燻製に取り掛かりますね
デ
弾抜けても走って逃げるって、恐ろしい生命力ですね。
痛みとかあまり感じないのだろうか、いやそんなことはないですよね。
野生の力、恐るべしです。
雄
無事に着いてよかったw
ロースはそのまま焼いて食ってみると美味いと思うよ。
燻製楽しみにしてるよ~w
痛みはあるとは思いますが、人間とはちょっと違った感覚なのかな。
野生動物は生きるという事には必死なものだから、ちょっとやちょっとじゃくたばらないのかもしれないです。
動物は、弱みを見せたがらないんで、
痛くても普通を装うように思う。
デ
そういうのも確かにあるのかもね。
でも人間とは丈夫さが全然違うんだろな。
寒さや暑さとか、いくら走っても疲れを見せないとか、根本的に人間とは作りが違うのかも。
人間が弱すぎるのかもしれないなw
アフリカとかでは、老いたり弱ったり
したら、生きたまま肉食獣の餌やから、
体がそういう覚悟が出来てるんかもしれんw
デ
食う者と食われる者が決まった世界だからな。
厳しい世界だ・・・
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