セミスキナーが絶妙だと書いたけど、その理由をちょっと説明しますだ。
下から3incセミスキナー、3.5incドロップ、3.5incフィールド&ストリーム。
獲物の皮を剥ぐ時、切れ目を入れるのだが、3.5incセミスキナーを使った時、中に食い込む事なく、スーッと気持ちよく切れ目を入れる事が出来て関心した。
切れ目を入れるときは逆手に持って、肉と皮の間に切っ先を突き刺してやるのだが、セミスキナーはポイントが僅かに持ち上がっているので、肉に食い込む事がないのだ。
ドロップもぎりぎりポイントは接地しないので、これも結構いけるのかもしれない。
このドロップの場合は、もう少しポイントを落とした方がいいかもしれない。エッジカーブも改良の余地がありそうだ。
フィールド&ストリームはもはやポイントが先に接地してしまい、このままでは中に食い込んでしまうだろう。
実は鍛造スキナーが今一だと言う理由は、ここにあった。
ハンドルの角度と形状によって、切り裂く時に食い込んでしまう事が多かった。
ラブレスのデザインは絶妙だと改めて思う。
セミスキナーやドロップがどの程度使われて評価されたのかは知らないが、確かに人気モデルの理由がわかる気がする。
ラブレスが絶対だとは思わないが、ラブレスのデザインを学ぶ事はナイフデザインの基本を知る上で重要な事の様に思う。
最近思ったのはショーでナイフを触る事は、クルマでいうと展示車両の運転席に腰掛けただけと同じ事なのかもしれない。
クルマの良し悪しは実際に走らせなければ分らない。それと同じでナイフも実際に使ってみないと、良し悪しは分らないものなんだと思った。
そんな事は当たり前だといわれそうだが、今になってやっと分り始めたのだから、まだまだ修行が足りないなw
2 件のコメント:
ラブレスデザインは絶対の一つやね。
デ
ラブレスデザインは分野の一つみたいなもんだと思うよ。
知ってて絶対損はないやねw
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