このデザインはマトリックスアイダで売ってる「Matrix AIDA」ブランドのドロップを参考にしてる。お店で見たのを、「こんな感じだったっけ?」ってデザインしたので、厳密にはちっと違うかもしれない。
ラブレスオリジナルより細身で、自分としてはこのデザインのドロップが好きだ。
多分相田義人さんが日本人に合う様にデザインしたものなんだろう。3incセミスキナーと並んで絶妙なデザインだと思う。
この型のドロップは、今までに3本ほど作ったかな・・・
ハンドル材はドラさんから貰った、廃品のでっかいギヤの破片を使った。
繊維の目が斜めに板取してたので、くっ付けた時どんな風になるか?と思っていたが、意外と悪くない感じに出来た。
ハンドルを仕上げてからしばらく部屋に吊るしておいたら、いい具合に焼けてきた。
エングレーグレーブは星山文隆氏による。
実験的にイングリッシュスクロール風にって、お願いして彫ってもらった。
いつもの星山さんの、深彫りで力強い立体感ある彫りとは違って、細い線の細かい模様がまた面白い。
イングリッシュスクロールは、はじめはあまり乗り気ではなかった様だが、やってみるとなかなかいい感じではないかw
マークサイドの後に彫ったファイルサイド側は、さらに細かく彫ってある。調子が乗ってきたそうだw
でもバランス的にはマークサイドの方がいいな。あまり細かすぎても、パッと見の印象がよくないのかもしれない。
まあ実験だからいいけど、表と裏は合わせとかないと駄目だがな~w
キリオンにチェッカーリングを入れてもらった。
無理を言ってチェッカーリングの周囲を囲う様に「額縁」を彫ってもらった。
ただ刻みを入れるより、周囲との境目が際立っていい様な気がする。
ヒルトの上側の狭い所にもチェッカーリングを入れてもらった。
チェッカーリングは実用になるほど滑り止めの効果があるわけではない。
しかしこの刻みの感触は素手ならば感じ取る事はできるので、持った時の安心感にはなる。
手触りを楽しむ演出だと思えばいい。
そもそもこの部分の滑り止め効果が大きかったら、シースが削れてしまっていけないw
猟期も終盤に近づいてきたが、このドロップも使ってみるつもりだ。
実用で惜しげもなく使えるエングレーブしたナイフってのもいいと思う。
狩猟やってる人はいかがですかね?
鉄砲に金掛けてても、ナイフはお粗末なんてんじゃ面白くないでしょ~
今週末が楽しみだw
5 件のコメント:
うーんカッコイイ!
タン・キャンバスマイカルタ いいですよね。
短い期間で焼けていくという楽しみ方があるハンドルって、他にありますかね。
教祖様にオーダーしてあるナイフは、バーブワイヤーマイカルタで、これも楽しみなんですけどね。
ものずきさんに見てほしいですねぇ。
板材のマイカルタで考えると贅沢な取り方に思えてしまいますw
ラブレスのドロップも後期はかなり細身のようですね。
HILTS
最近、使ってる鋼材が薄めになった?
マイカルタは最強やね。
デ
いいでしょ~w
バーブワイヤーマイカルタも経年変化が楽しみですね。
猟期あけたら教祖様のとこ見に行こうかなw
板材だとちょっと大きめじゃないと、斜めの板取って出来ないですね。確かに贅沢かもしれないw
ラブレスも最後の頃のはちょっと細身ですね。
年代ごとに微妙に形状を変えていて、日々改良を心掛けていた事が伺えます。大したものですよね。
なるべく薄く作る様にしてるだよ。
薄くてもカッコよく出来る様に心掛けてるだw
マイカルタは手間なくていいね~
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