
生ハムなんて日本の気候では無理だよな・・・と思っていたが、なにげにぐぐっていたら脱水シートを使った生ハムの作り方を見つけた。
まねしてやってみようと思い、一昨日にスーパーで肉を買ってきた。
モモとバラは普通に燻製にするつもりで、ロースでやってみる事にした。

とりあえず臭味抜きのため、表面に塩をすり込んで冷蔵庫に仕舞っとく。

一日置いたら水でよく洗って、その後でキッチンペーパーで水分を取る。
天塩20gと胡椒6gを混ぜたものを肉の表面にすり込む。肉の量の割りに多すぎた感じだったので、後ではたいて少し落とした。(もったいなかった・・・)
ちょっと胡椒の分量が多すぎたかw

本来なら「ピチットシート」という脱水シートを使うのだが、うちの周辺では売ってなかった。それにこの脱水シートはやたらと高いので、ならばと思いセロハン紙で代用してみる事にした。
ピチットシートは二枚の多穴質のフィルムの間に水飴を薄く挟んだ構造で、浸透圧により食品の水分を吸収する様になってるらしい。
浸透圧ならばセロハンでもいけるはずだ。文具売り場で調達してきた。

セロハン紙に包む。空気を抜いてなるべく密着させる。

水飴を使うべきか迷ったが、コスト削減のため、普通の砂糖を使った。1kgで100円ちょっとだから安くていい。
砂糖なら後で回収して、炒ってやればまた使えると思ったが、よく考えたら砂糖は加熱すると溶けるんだったなw
塩でもいいのかもしれないが、糖の方が分子が大きいのでセロハン膜を通り抜ける事がなく、逆流の心配がなくていいと思われる。

バラとモモはソミュール液に漬け込んだ。
ソミュール液は水1ℓ・天塩150g・三温糖70g・胡椒大さじ1杯・赤ワイン300mℓ・刻みにんにくとローレルを何枚か入れて煮たもの。

そんで1日たったらこんなに水分が抜けた。

25gほど軽くなって、ちょっと小さくなってきた。
水分が抜ける速度が早過ぎるか?
また新たにセロハン紙に包んで砂糖漬けにした。
生ハムになるのか・・・?

肴を作るなら呑み物も作らねば。
この前買ってきたワイン用のイーストで仕込んでみる。
一応言っとくが、度数は1%未満(のはず?)だから大丈夫だぜw