鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2012年9月8日土曜日

エングレーバー?星山文隆さん

星山さんちに行って、エングレービングをやってるところを見せてもらった。
写した下絵に罫書いてあった状態だったが、左手で自在バイスをクルクル動かしながら、右手に持ったエアータガネで彫っていく。
見る見る間に彫られていく。















エアータガネはこんな形をしている。
足元のスイッチで作動して、コンプレッサーからのエアーで動く。毎秒何千だか何万だか、かなりの高速で先に取り付けられたタガネがストロークする。
動いてる時に指で触っても意外と平気だ。固定してあるとサクサクと削れる。力はあまりいらない様だ。










荒彫りが終わって、次は地の部分を彫る。
使うのは数十万回転するエアーリューター。ビットの先は0.25mmとえらく細い。













彫る時は双眼の拡大鏡で覗きながら行う。
この拡大鏡は優れもので、焦点距離が長いのに意外と明るく見える。
しかしまあ、よくこんな細かい事できるよな・・・
















地の部分が彫りあがる。
リューターはほじくってるというより、崩していく感じらしい。見てると気持ちよく彫れてくるから面白い。













エアータガネの先はいくつも種類がある様だ。
超硬でできてるらしいが、こんな細かいの研ぐのが大変そうだな・・・













細かい部分をエアータガネで彫って、ほぼ出来上がり。
細かい線は最高で1mmの中に8本入れられるそうだ。
細かい線を多用すると精密な感じになりそうだが、ごちゃごちゃしてきて、かえって野暮ったくなる。
細かく描く部分とさらっと描く部分のバランスが大切らしい。

彫る事自体は慣れればそれほど難しくはないという。しかしバランスよく図案をまとめる事とが難しそうだ。
デザインには色々と法則性や黄金率の様なものがあるらしい。







地を黒く染める。
専用の顔料らしい。
彫った部分全面に塗って、乾いてからペーパーでさらう。












片面出来上がり。
地と線が染まると、立体感が際立ってくる。
ここまでの作業は二時間弱。
図案ができていれば、一本分は気合入れれば一日程度でできてしまうとの事。速いな・・・
星山さん、ナイフ作るよりエングレーバーやったほうが儲かるんじゃないか?材料費掛からないしw

ちなみに費用だが、この前の3incセミスキナー程度なら1万5千円~2万円程度なんだそうだ。
ワイドヒルトだったりステンレスの場合は多少高くなるが、高くても3万円内でやるよ~との事だ。
手間からするとかなり安いと思う。
興味のある人は聞いてみておくれ~

2012年9月7日金曜日

ぶっといな

妙な物を貰ってきた。
蝦夷鹿の角と8.5incビックベアーの作りかけ。














ビックベアーはラブレスの型を写してきたものらしい。
以前自分が作った8.5incサブヒルトの型と見比べてみたら、えらく身幅がでかいのに驚いた。
ラブレスのナイフってうまい事面取りしてあったりして、見た目より実測してみると意外と幅広だったりする事がある。
この前もジュニアベアーを実測してみたら、意外と刃幅があって驚いた。
外形だけ真似して作るとちぐはぐな物になってしまうかもしれない。真似るなら徹底的に真似るか、そうでなければうまい具合にアレンジしないといけないのかも・・・




和鹿の角と比べてみる。かなり太さが違うな・・・
このぐらいの太さでもスラブにするには微妙だ。サンバースタッグがいかに巨大かがわかる。
この蝦夷鹿の角も大胆に削ってハンドルにしてみるか。
かなりでっかいナイフに使えそうだw

2012年9月5日水曜日

でっかいハーレー

懐かしい友人がでっかいハーレーに乗って、ふらりとやって来た。
学生時代はタンクに般若の面が描かれた、ホンダのスティードに乗っていて、「いつかはハーレーに乗る!」と言っていたが、本当にハーレーに乗ってやって来た。相変らずワイルドだなw
卒業してから20年経つが、その間何回か会ってはいたが、最後に会ったのは十数年前だったか。
「結婚してないやつらは、あんまりかわらないな~w」と、お互いおっさんにはなったけど、確かにあまり変わってないなw
学校は数年前に建替えられたそうで、「蒲田の駅ビルより立派になったぞw」との事だったが、一体どんなになったんだろ?
あの頃の友人達を懐かしく思い出す。なかなか会う機会がないが、みんな元気でやってるのだろうか・・・

今日は訪ねてきてくれてありがとさん。また寄ってくれ~

2012年9月2日日曜日

一応中るじゃんw

猟の師匠達に大井射撃場に連れて行ってもらった。
前回トラップをやったときはドットサイトのマウントがあってうまく狙えなかったが、今回はホームセンターで買ってきたインチネジでピンの代用してみようと思った。
一応引き金はちゃんと固定できるが、なんかカッコ悪いぞw
これじゃ射場で白い目で見られそうだな・・・







と、思っていたら師匠が手配してくれて、純正のピンを入手してくれた。加須の豊和精機さんが探してくれたとの事。ありがたや~
これで照星とリブがちゃんと見えるので、狙いやすくなりそうだ。











今回はクレーを真直ぐだけ飛ばしてもらって、2ラウンドやってきた。
雨が降って少しは涼しくなっていたが、それでもやっぱり暑い。2ラウンドでくたびれて、もういいやw
前回は散々だったが、今回は1ラウンド目で15枚割れて、2ラウンド目は10枚だった。
やはりちゃんと狙える様になったのがよかった。
しかし一つ分ったのは、初矢で逃して二の矢を撃っても中らないって事w
レミントンの870だが、スライドアクションを操作して、二の矢で中てるのは、へタレなおいらじゃうまく狙えなくて駄目だ・・・
28incのフルチョーク銃身を使ったが、20incの平筒銃身で初矢の一発勝負でやった方がいいかもしれないw

帰りにこの近くに住んでる、以前カスタムナイフメーカーだったKさんのお宅にお邪魔した。
ナイフマガジン創刊当時には度々記事に出ていた人なので、おいらも名前は知っていた。確か精密なフォールディングナイフを作っていた人だ。
Kさんは機械加工屋さんをやっていて、それほど大きくはない工場だが、中にはマシニングセンターや放電加工機など様々な工作機械が置いてあり圧巻だった。比較的小さな金型や機械部品を作ってるとの事で、小型の熱処理炉まであって、自分のところで全ての加工ができる様になっている。
かつては狩猟もやっていたそうで、「鉄砲なんて簡単に作れるよ~、でも密輸より罪が重いんだよな~w」とか、「やっぱ作るならリボルバーよりオートだよなw」なんて言うが、実際技術も設備もあるのだから怖いw
クルマいじりも好きで、V12気筒の古いジャガーを修理中だった。燃料噴射をトヨタの1Gエンジンの物を移植して、電装系も現代車の物に換えてあった。
ものづくりにかける情熱は凄く、色々聞く話は興味深く面白い。
本業やクルマいじりが忙しく、10年前程前にナイフ作りはやめてしまったとの事。
レミントンR1306のフルサイズのレプリカを見せてもらったが、その作りは素晴しい物だった。
今はナイフ作りをやっていないというのが惜しい・・・

2012年9月1日土曜日

削っちまえ~

鹿角って使おうと思うと、形が結構微妙で使いにくいなぁ・・・と以前は思っていた。
しかしこの前作った鍛造スキナーで、微妙な形状ならば削り込んでしまえばいいじゃん・・・と気が付いたw

前の猟期中に貰ってきた鹿角を使ってみる事にした。
若い鹿だったので角は細い。
正直使い道ないかな・・・と思っていたw












髄に沿ってタングが刺さる穴をあける。
ある程度あけたら、鉄工ドリルに換えて、むりくりグリグリやりながら穴を広げる。
あとはヤスリで地道にタングが刺さるように加工する。
意外とサクサクしてるので、硬い木材よりか加工しやすいのかもしれない。











なんに付けるかっていうと、いつもの小ナイフのブレイドを付ける。
この前の鍛造スキナーの鹿角ハンドルは、やはり付けて加工してからしばらくしたら、微妙に縮んできた。
今回もヒルトの付け根にはスペーサーを入れておく。
約1mm厚のを一枚入れる事にした。











ピン穴をあける所は真鍮を嵌め込んでおく。
ピン位置はこの辺か・・・
タングの接着は隙間に充填する必要があるので、エポキシ接着剤を使った。













ピン穴とソングホールをあける。



















ピンとパイプを嵌めて、ハンドルを成形する。
握りやすい様に景気よく削っちまおうw













ほんのちょっとしか表面の模様が残らなかったけど、まあいいかw
ある程度削って滑らかになった部分と、表面の凸凹が残る部分のメリハリがある方が、触り心地がよくていいのかもしれない。
表面の模様はなるべく残したいのが心情だけど、あまり気にせず触り後心地を重視して、思い切って削り込むべきなのだろう。

2012年8月29日水曜日

乾燥早いか?

天気がよく・・・てかえらく暑い日が続いたためか、ウェットホームして乾燥するのが早かった。
重量を測って変化をみるといい。変化がなくなったら十分乾燥してるはず。
重量測ってると面白い事が分る。湿度の変化で平気で1~2g程度重量が変わる。
革はコラーゲンの繊維でできてるらしいが、水との親和性があるため吸水しやすい様だ。常にある程度の水分を含んでいるらしい。
シースにナイフを挿しっぱなしにすると錆びやすいのは、このためだと思う。

乾いたのでタレに漬け込む。
今の時期は室温で液状になっているw
このままだとちょっと粘度大きいので、一応湯銭して使う。








二つまとめてドブ漬しちゃう。
何個かまとめて作るのが無駄がなくていいな・・・


















あとは乾燥を待つだけ・・・

2012年8月26日日曜日

今度はポーチタイプのシース

3incセミスキナーのシースを作っちゃおう。
細かく説明するのも面倒なので、ダイジェスト的に大雑把に書くよw

すでに切り出してあったので、床面を水をつけて磨いておく。










折り返し部分に溝を彫って折り曲げる。溝は革の厚さの半分ちょっと彫っておく。
ちょっと厚さがあったので曲げにくいから、水に漬けて成形する。
ついでだから、ナイフをあてがって大まかにウェットホームしておいた。
天気がいいせいか、乾くのがやけに早い。えらく暑いが、意外と湿度は少ないのかもしれない・・・









ベルトループを縫って、木ハンマーで打っ叩いて糸を沈ませる。
形状が今一把握できなかったので、中央を折り曲げてからやったが、本来はその前にやるべきだったか・・・













中子を接着する前に、仮組みして位置関係を調整する。
ポーチタイプの場合テンションが絶妙なので、この状態で納得がいくまで検討する。













縫いあがってウェットホームした。
ヘラなども使って外形を整える。
縫目は木ハンマーで叩いて沈めておく。
気分で折り返して半分ダブルステッチにしてみた。
大きさの割りにはごっついシースになりそうだ・・・

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