この後、カルナバ蝋をテレピン油で溶いたのを塗って仕上る。
いつもならダイヤヤスリで荒削りしてからやるが、今回はエッジ厚を薄く作ったので、1000番の砥石からはじめた。(HMS67の生材は柔らかいので削りすぎた・・・)
用途にもよるけどフラットグラインドの場合は、エッジの厚さはなるべく薄い方がいい様に思う。
HMS67は硬さだけで言ったらCRMO7と同じぐらいに感じるが、HMS67の方が粘りが大きい様に感じる。靭性の高さが謳われているが、確かにそうなのかもしれない。
3.3mm厚HMS67、ブレイド長2.6inc、全長約160mm、鉄刀木ハンドル。
35mm×130mmの半端の鋼材から2本作れた。
汎用ナイフってのも変だけど、キャンプ行って使うのもいいし、デスクナイフとして鉛筆削りにもいい大きさなので、自分ではそう言ってる。なんて事はないナイフだけど結構気に入ってるパターンなので、半端な鋼材が安く手に入るとよく作ってる。
2 件のコメント:
ものずきな人様へ
汎用ナイフ 写真を拡大してみてもヒルトのカシメピンは見えません。
ハンドルとヒルトもスキマなく 段差なくきれいに磨かれていてお見事ですね。
ウチの作業台は t=10 320×415の鉄板の中央に100角のパイプを溶接(H=405mm)その上にt=10 200角の鉄板に125mmのバイスをボルトで固定 50mmのLアングルをクランプし鋼材を固定しています。
かなりの重量があって安定した切削作業が楽しめます。
50mmのLアングルでは少々狭いので ウチの師匠のカジヤのオッサンにH鋼の横棒の部分を切ってT字型の万力用テーブルを作ってもらうようたのんおりますが 面倒臭いのか いつまでたってもできません。
ヒルトのピンは余程注意してかしめても、輪郭が浮き出てしまう事もあって困ったものです。
まあ、半分は運みたいなもんだと諦めてますが。
頑丈そうな作業台ですね。やはりしっかりした作業台がないと、切削作業ははかどりませんよね。
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