鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2016年2月25日木曜日

とりあえず

デジカメ修理中で画像無し。

320番まで磨いたハンドルは、その後1000番掛けて次に2500番でペーパー掛け終わった。
鹿角は表面が柔らかいので320番、1000番、2500番の順で十分みたいだ。
ペーパー掛けは水研ぎでやるのだが、次の番手に行く前に乾かしてから桐油を塗る。
なので一つの番手で一日ごとにやっている。時間がかかるだな・・・
二本まとめて作ると順番にやればいいから、ちょっとは効率がいいかw
本体はもうちょっとで出来上がる。そろそろシースを考えよう。

2016年2月21日日曜日

漬物?

表面が樹脂化してきたので、とりあえず320番を掛けた。
先ずは一本目・・・

 続いて二本目・・・
今日は320番で終り。


 久しぶりに放置プレイの鹿角を見てみた。
そろそろ頃合いのよくなったのを選ぶ。
糠漬けみたいだな・・・
程よく白骨化してきた。
腐葉土につけて風雨に晒しておくと、油分と余分なタンパク質が抜けて白骨化する。
染めたり樹脂を浸み込ますには都合がいい。
素材としてはなかなかいいと思ってる。
さてどう使おうかな・・・

2016年2月19日金曜日

気楽に~

そんじゃもう一本いくか。
どうやって削るかな・・・
 グルーブ削る。
前のは3inc径だったが、今回は2incで。

 前側のグルーブ削る。
こっちは3/4inc径。
 後半部も削る。

大体成形できたので、ソングホールをあける。

荒削りおわり。
これは細身の角つかったので、削れる部分が限られてたので削りやすかった。
左右対称はもともと無理があるので、割り切って削ることができて気が楽だw

桐油を塗ってこれもしばらく放置プレイ。
今回のはこれがイメージだった。
http://svalbardrepublic.org/ebay/lovelawn-69-375-0412.htm
こういうのもいいよなw

2016年2月18日木曜日

一段落

微妙に形状を修正。
しかし手で削って作るのは手間が掛かるだな・・・

 ソングホールをあける。
水平を出すのが結構厄介だ・・・
荒削り終わったので桐油を浸み込ませる。
テレピン油を混ぜるとよく浸み込む。
とりあえずしばらく放置プレイ。
さてもう一本やるか・・・

2016年2月17日水曜日

削った~

大分削り込んだ。
でももうちょっと削るべきかな・・・
黒ずんでる部分はエポキシのしみ込んだ髄の部分。
髄が出ようがかまわないw
もはや角の模様は僅かにしか残ってない。
今回のこれは微妙に角の痕跡を残す様に作るのが目的だった。概ね思った通りに出来そうだ。

2016年2月16日火曜日

削っちゃえ~

 角の形状は微妙に曲がっていて、完成形がイメージしにくい・・・
埒が明かないから思い切って削っちゃうw
塩ビパイプを駆使して成形する。
なんとなくイメージ出来てきた。
もっと削り込んで薄くしないといけないな・・・

2016年2月15日月曜日

雰囲気重視

 エポキシ固まったからハンドルの成型を始める。
見本があるからやりやすいか・・・?

基準の平面出してからの方が、左右の対称が正確に作りやすい。
しかし中心割り出して平面を出すのも結構手間だ。
めんどくさいので、見た目の雰囲気があえばいいやと、適当に削る事にした。
寸法の正確さより、見た感じの雰囲気を重視した方がいい場合もある。
とりあえず大雑把に削ってみた。
もっと削り込まないといけないな・・・

2016年2月14日日曜日

今日はとりやめ

 今日が今期最後の出猟になる予定だったが、天候が怪しかったので出猟はとりやめになった・・・残念・・・

昨日マトリックスアイダに行って名入れし直してきたので、これのハンドルを取り付ける事にした。
忘れていたが予備用のステンシルがあったんだなw
磨きなおして消えかかってた名前の上に、正確にステンシルを貼るのが難儀した。
うまい事名入れできてよかったw

先ずはタングの酸化被膜をブラストで落とす。
 ハンドルの中にエポキシ接着剤を充填する。
ドライヤーで加熱すると粘度が下がって浸み込んでいく。

 浸み込んでくると、お尻側の髄からエポキシが出てくる。

十分浸み込んだところでタングを差し込む。

お尻から結構出てくる。
 お尻から出た分、上から補充する。
ある程度出たらマスキングテープで止めておく。
ドライヤーで炙ると結構入っていくので、その都度補充する。
鹿角は結構スカスカしているので、エポキシはどんどん入っていく。
このハンドル構造は簡単でいいのだが、この接着の工程が手間が掛かる。
エポキシの継ぎ足しでずっと見張っていないといけない。
2本分接着するのに半日掛かった・・・

やっとハンドル付いた。
さてどうやって削ろうかな・・・

今猟期ももう終わりだ。
三ヶ月の猟期なんて短いものだ。
不猟の割には獲物を見る事が多く、撃つ機会も多かった。
もっと射撃の技術を上げないといけないなぁ・・・

2016年2月12日金曜日

行ってみた

行く予定でなかったが、昨日も出猟した。
ハンドル付けて成形する予定だったが、新しいステンシル出来るまでお預け。やる事ないなら行ってみよう。

勢子が足りないので、今回は勢子をやった。鉄砲持ってからは初めてだ。
この前の樹氷で山の中は、爆撃にでもあったか?ってくらいに木が倒れている。
ただでさえ道のない山の中を歩くのに、倒木をくぐったり跨いだりで歩くのは難儀する。
猟場の地形をまだよく知らないので、どこら辺にいるのかが分からない。
指示を受けながら、時々爆竹を鳴らして位置を確認して貰って進む。
獲物の足跡は結構あった。しかし姿は見えなかった・・・




この日は2ラウンドやって、鹿2頭獲れた。
2ラウンド目は結構な数の鹿が出たらしく、盛大に銃声が聞こえた。追ってる最中緊張したが、見れなかったのが残念・・・まあ楽しめたからいいかw











解体してたらライフルの弾が出てきた。
きれいに潰れてる。

日曜に自分が撃った雄鹿は、前日に獲れたそうだ。
弾は前足に中ってたらしい。
結構大きい三段角だったとの事・・・しかし悔しいなw

2016年2月9日火曜日

たまには・・・

昨日マトリックスアイダに行って名入れしてきたが、ステンシルに傷があって散ってしまった・・・orz
しゃあないから磨き直し。
とりあえずヘアライン引いた。
また名入れし直さなければ・・・たまにはこんな事もあるさw

2016年2月8日月曜日

中ったのに・・・

昨日の出猟。
まだ樹氷が結構残ってる。
この日入ったタツマは以前にウインチェスターの410番で鹿を獲った事のある場所だった。なんとなくこの日も撃てそうな気がしてた。
タツマの配置がついて、勢子が動き出す。
しばらくは全く静かで獲物の気配がない。
こりゃ駄目かいな・・・と思ってると、まだ勢子が近づいてないのに鹿が2頭下りてきた。先頭は結構大きい雄の鹿で体が黒く見えた。
狙いを付けて止るのを待っていると、沢の底に来た時にピタッと止った。
距離は50mないぐらい。雄鹿に12番のスラッグを放つ。
瞬間鹿が跳ねて沢の下流に向かって逃げ出す。
2頭目の角のない小さめの鹿に、9粒のバックショットを撃った。
これも下流に向かう。逃げる鹿に向けてバックショットを撃つが、そのまま行ってしまった。
下のタツマに沢沿いに鹿が行ったと無線で伝える。
弾を弾帯から取り出して銃に込める。下流に向かって走って見に行った。
ちょっと行ったところで、沢の底に2頭目の鹿がうずくまっていた。
距離は50mぐらいだった。スラッグを3発撃つがなかなか倒れない・・・なんで中らんw
そうこうしてると、鹿が沢を登って対の斜面を真っ直ぐ登りだした。
弾を込めて撃ったが、動いてると中らないw
鹿は後ろ足をびっこ引きながら、結構な勢いで登って行って見えなくなった・・・
タツマの戻って気を取り直して見張りを続けた。
勢子が近づいてワンコの鳴き声がした。
向こう岸の斜面のかなり上を鹿が走ってきた。しかし遠すぎる・・・200m近くあったら無理だわなw
上の方のタツマで2頭鹿が取れて解除になった。


逃げてった鹿を探しに行ってみた。
2頭目のうずくまっていた場所の他に、その先にもっと大量の血痕があった。
どうやら1頭目の雄鹿にも中っていたらしい。
この血の量じゃ致命傷だ。
勢子も来て近くに落ちてるだろうと、足跡と血痕をたどって探すが、いくら探しても見つからない。
一体何処行ったんだろか。
獣は最後まで懸命に生きようとする。人間の感情など全く無縁のものだ・・・



 市街地にはまだ結構雪が残ってるだな。
向こうの山はえらく寒そうだ・・・















しかし9発撃って逃げられちゃうとは・・・orz
不猟が続いてる今猟期だが、自分だけ何故か獲物との出会いが多く、撃った回数も多かった。
「今期で一番獲物を見てるんじゃないか?w」って組長が言った。
確かにチャンスは多かったが如何せん中らない・・・ああ情けない・・・

2016年2月5日金曜日

とりあえず

日中に太陽光でヘアラインの状態を確認。
概ねいい感じなので良しとした。
コンパウンドを軽く掛けて仕上げとする。

ナイフ作りって山登る様なもんだ。
工程を一つ一つこなしていって、段々完成に近づいていく。
まあもの作りは大概そんな感じではあるな。
ナイフ作りの面白いところは、完成形からは程遠い材料を、少しづつ加工して段々形になっていく事。
出来合いの部品をペタペタくっ付けて出来る物ではない。
金属加工、木工、樹脂加工、革細工と、扱う技術も幅広い。
飽きずにやってるのも、そんなところが面白いからなんだろな。出来たナイフを使って楽しむってのもあったなw

とりあえずブレード仕上がった。
名入れしてからハンドルに取り掛かろうか・・・

2016年2月4日木曜日

まあいいか

タングをよく見たら、熔接したところに微妙に亀裂が入ってた。
高炭素のステンレスだから、熔接部はどうしても組織肥大になったりして、脆くなってしまうんだな。
しゃあないから熔接しなおした。
これは高温焼き戻しの方だから、ブレードは水を浸したウエスを巻いておけば、焼きが戻る心配はないだろう。
 なるべく入熱量を抑える様に補修した。
これなら安心だ。
ヘアライン引きの続き。
同じ番手でも日研のペーパーより若干粗目な感じになるが、ノートンのペーパーだとヘアラインが引きやすくていいな。
当て板で磨くには向かないけど、柔らかい台紙は当たりがいいので、ヘアライン引きにはちょうどいいみたいだ。

とりあえず二本とも引けた。
明日にでも日光を当てて、出来具合を確認してみよう。
2500番のヘアラインがどうかってのはあるが、自分はミラーはやらないので、実用で水弾きもよく傷も目立たないのでいいかと思ってる。
ミラーも結局は肉眼で見えないランダムな傷がついてる状態だから、それよりは傷の方向がそろってるヘアラインの方がいい様な気がする。
まあ好みの問題だよなw

2016年2月3日水曜日

線引き

 ヘアライン引く前に、もう一度2500番を掛けて地を整える。
いつもは同じ日研の2500番でヘアラインを引くが、今回はノートンの2500番を使ってみた。
ノートンは研磨力が強くていいのだが、当て板でベタで磨くには、台紙が柔らかすぎて使いにくい。多分ステック使ってやるにはいいんだろうな。
ヘアライン引くときは磨きの時の半分の幅に切って使ってる。
以前はリカッソの次にブレードべベルって順で引いていたが、最近は臨機応変で交互にやっている。
当てはじめに角を使ってはいるが、基本ベタで当てて引いている。
ペーパーに含まれてる一番大きな砥粒で引くつもりで、何度も引いてラインがそろうまで続ける。

セミスキナーだとヘアラインは何とか直線でもいいか。
もっとブレードの曲線が強いと、直線だと違和感が出る。
クルックドスキナーみたいのだと、エッジのカーブに合わせてラインを引かないといけないな・・・

とりあえず1本の片面だけ終わった・・・

2016年2月2日火曜日

とりあえず

2000番の次は2500番。
とりあえず2000番の目を消していく。
2000番と2500番ではそれほど研磨粒の違いは大きくないが、念のためにいつもこうしている。

とりあえず全体をざっくり磨いた。
あともうちょっと磨いてからヘアラインを引く。
もうちょっと・・・

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