鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2014年11月7日金曜日

柔らかくなるか・・・?

 大分前に謎の組織のボスのうちに遊びに行った時に、ヤスリを何本か貰った。
その中から使い古しの錆び錆びなのを2本選ぶ。300mmと250mmの平。
250mmの方はグループ長に頼まれて、またナガサもどきを作るつもり。
300mmのはちょっと思いつきで、あるものに・・・
 とりあえず焼鈍す。
プロパンバーナーで頑張って炙ってみるが、火色を見るかぎり600℃やっといく程度にしかならない・・・
球状化焼鈍しじゃないからいいか?

適当なところで灰に突っ込んで徐冷。
ヤスリが掛かる程度まで柔らかくなってくれればいいが・・・

2014年11月6日木曜日

こっちも出来上がり

 4.5incブーツが出来た。

 3.6ミリメートル厚ATS34、ニッケルシルバーフィティング、グリーンキャンバスマイカルタハンドル。

 去年の刀剣ナイフ鑑賞会でラブレスの本物を採寸して作った。
全く同寸ではなく、若干アレンジしてある。
ホローとフラットの違いやブレード厚の違いから、そのまま同じ寸法にしてしまうと妙な感じになる。
本物はスタッグだったので、ハンドルがマイカルタになると雰囲気が大分違うだな・・・


ファイターは6incぐらいが好きだけど、ブーツは細身でコンパクトなところがなかなかいいな。
片山さん、こんな感じに出来たけどどうですかいな?
今度の鑑賞会の時に持ってくよ~

2014年11月5日水曜日

ペーパーナイフ出来上がり

 熱処理から帰ってきたペーパーナイフを研ぐ。
切れすぎても駄目だし切れなくても駄目。
加減がなかなか難しい・・・

熱処理で若干曲がったが、曲げ戻したら簡単に直った・・・というか、結構簡単にクニャクニャ曲げられる。
VG10の積層鋼だが2mm弱しかなく、この幅しかないと簡単に曲げ戻せる様だ。
研いだ感じでは十分硬さは出ている。芯金が極薄いので、こんな事が出来るんだな。
エッチングする事にした。
サンポールがいいらしいが、うちにはなかった。
買ってくるのも馬鹿らしいので、転がってた廃バッテリーから電解液を抜いてこれでやってみる。
希硫酸なので結構な勢いで反応してる。
あまりザラザラになるのも何なので、30分ほどでやめておいた。
 一応名前入れて革紐も付けて出来上がり。
模様がなかなか面白い。
包丁の端材らしいが、簡単に作れていいかもしれない。(淡紅藤さん、ありがとさん~)
レターオープナーにはちょうどいいか。
作ってみたが自分じゃペーパーナイフは使わないだな。
せっかくだから今度の刀剣ナイフ鑑賞会の景品に提供しよう・・・

2014年11月4日火曜日

これもあり?

 ドロップにヘアライン入れた。
といってもやったのは昨日の事。集中できるときでないとやれない。
ヘアラインも鉄板を使って入れている。普通はゴムなどを貼った板を当て板にすのだろうか?
フラットグラインドなのでペーパーのたわみ分で十分均等に当るし不便は感じない。
ペーパーの研磨剤の粒子ってある範囲をもって含まれている。
ヘアラインはその中で一番大きな粒子で引く様に心がけてる。
何度も引いて均等にラインが引けたら、それでよしとしてる。結構手間がかかる。ミラーの方が手間なくていいか?とも思うが、フラットグラインドはヘアラインの方が似合う様な気もする。
もっとも2500番のヘアラインが良いのかは分からないが・・・まあ自分としては水弾きもよく汚れも取りやすくて、これもありかと思ってる。
頼まれ物のシースもタレに漬けた。
もう2週間切った。
早く乾いてくれ・・・

2014年11月3日月曜日

そろそろ準備を

 猟期が近くなってきた。
そろそろ準備するかな・・・
もう四半世紀使ってる登山靴だが、まだ何とか使えそう。
表面はひび割れが多くなってきて、そろそろ限界が近いw

 装備品のチェック。
左から獲物を引張るワイヤー、無線機(従免と局免はもちろん持ってるw)、解体に使うゴム手袋、暖を取るためのバーナー、その上のがスポンジのマット(タツマで尻に敷く)、70ℓのゴミ袋は猟場で解体した肉を入れる、その下が鋸と勢子で使う笛、30ℓ程度のザック(肉を詰めて帰るのに、大きい方がいい)。
この他に鉄砲と弾と、もちろんナイフもw
一番寒い時はマイナス十数℃になる。
防寒着はしっかりした物を使った方がいい。
ひたすらジッとしてるタツマは辛い・・・
おいら猟友会に入ってないから、オレンジベストは持っていない。
買うと結構高いので、ワークマンで980円で売ってたオレンジの上着を羽織ってる。












狩猟者登録証が先日届いた。
何でシナ製なのかな・・・
高い狩猟税取ってるんだから日本で作れよ~、と言いたいw
長野県内の企業に作りゃせりゃいいんじゃないの?

2014年11月2日日曜日

遺作のナイフ


 榊原さんの遺作のナイフが出来上がった。
ブレードは4inc.。2.5mm厚のATS34と思われる。ハンドルはブラックキャンバスマイカルタ。
ブレードの元幅が43mmもあって、ちょっとした包丁なみの大きさがある。
普通?のナイフの倍近い幅がある感じ・・・とにかくでっかいw
ハンドルがえらく幅広なので形状に悩んだが、厚みは普通のナイフと同程度にしてみた。
幅が広いからといって薄くすると、持った感じがよくなかった。
何故に穴があいてる・・・?
穴あき包丁の様に切り離れをよくするため?それとも軽量化?・・・謎だ・・・
ソングホールパイプはニッケルシルバーを削りだして作った 。
デザイン的にやはりこの大きさで正解だった。
ヒルトレスのナイフははじめて作ったが、ハンドルの固定に注意しないといけない事が分かって、いい経験になった。
 とにかくでっかいハンドルだが、持ってみると意外と悪くない。こんなのも案外ありなのかもしれない。

 でっかいシースだ。通常の倍近く革を使ったか?

なんとか猟期に間に合った。
榊原さんがグループ長のために、亡くなる直前まで作ってた。
どの様な完成形を想定していたのかは分からない。はたしてこれでよかったのか・・・

ブレード磨いてくれた横山さんと、ハンドル材のマイカルタを分けてくれた鈴木さんには感謝です。





2014年11月1日土曜日

革もいいぞ~

 頼まれ物のシースの目途がやっとついた。
なんとか猟期始まる前に渡せるか・・・
自分のシース、カビが生えた事がない。
猟で血みどろになっても、そのまま放ったらかしにしているが、意外と平気らしい。
タレの成分の松脂か無漂白の蜜蝋の抗菌作用なのだろうか・・・?
意外と革シースでも水に強く腐る事もない。
革もなかなかいいものだw

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